育った環境を強みにする看護師(小児科編)

小児科に勤務する看護師には、子供と付き合ってきた経験の多さを強みにしている人もいます。もともと子供が好きだったという人もいますが、生まれ育ってきた環境の影響で子供に囲まれていたという人もいるのです。育ってきた環境の影響は人の将来の働き方に影響を与えやすく、子供と触れ合いながら育ってきたことで、子供とつながりのある仕事を選ぶケースは少なくないようです。

親戚に子供が多くて、いつも身の回りに自分よりも小さな子供がいるという状況で育っていると、小さな子供とも簡単に意思疎通を取ることができるようになっているでしょう。また、小さな子供とどのようにして接すれば一緒に楽しく遊べるかも体得しています。その経験を強みとして小児科に勤務すると、他の看護師も手を焼いているような子供とも簡単に意思疎通を取って活躍できるのです。また、ちょっとした異変にも気づきやすく、他のスタッフからも一目置かれるようになります。子供との付き合いがある仕事に対して生きがいを感じていることが多く、他の人よりも楽しく働いている姿が目立つのも特徴です。

そんな人は、子供の世話ができて楽しいと本人も前向きに働いているため、能力も飛躍的に伸びます。そして、そのときに得られた医療知識を、将来育児に生かすこともできるのです。今回は小児科を例にあげましたが、生まれ育ってきた環境や自分の適性を強みにできれば、看護師は生き生きとして働けるでしょう。